飯山研究室

滋賀大学データサイエンス学部/データサイエンス研究科

『コンピュータの目で世界を観る』

人間の様々な活動を支援するための画像処理・画像認識の基礎技術と応用システムの構築

人の活動やコミュニケーションを支援する情報システムを実現するためには、人の行動を観測して理解すること、人を取り巻く環境の計測し認識することが必要です。本研究室では画像・映像を介して人や環境を理解することを目標として、教育・観光・一次産業など様々な応用フィールドを設定し、知的情報処理技術を研究しています。

パターン認識による良漁場推定

海洋気象学・水産学の分野と情報科学(特に画像を用いたパターン認識技術)との協働によるパターン認識技術の新たな応用として、パターン認識による「良い漁場」を推定する技術を研究しています。

インペインティングによる雲欠損修復

人工衛星から観測された海面水温やクロロフィル濃度といった海況情報には雲による欠損やノイズが含まれています。これを深層学習による学習型インペインティングにより修復する技術を研究しています。

ペンストロークデータからの解答過程の可視化

「筆の動きから人の理解度を推定する」ことを目標に、学習過程で得られるセンサデータから解答過程の分類や可視化を行う研究を行っています。具体的には、タブレット端末を用いた答案データを対象に、そこから生徒が解答につまずいた箇所の検出や、解答傾向を分析する研究を行っています。

学習型超解像による海底地形データの補間

陸上に比べてまだ十分な粒度で計測されていない海底地形に対し、学習型画像超解像・点群超解像を用いて密な海底地形図を生成する研究を行っています。

最近の活動

3/15-17に神奈川大学で開催される情報処理学会全国大会でM2小島君,B4伊藤さん,B4福山君が発表します. 5S-08 表情認識における顔パーツの着目度に関する人と深層学習モデルとの比較, ○伊藤彩世,飯山将晃(滋賀大) 2T-05 U-Net+RAFT: RAFTによる物理シミュレーションデータの変形を用いた深層学習による海面水温の推定, ○福山翔太,飯山将晃(滋賀大) 5T-0…

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3/7に関西大学で開催される電子情報通信学会関西支部 第28回学生会研究発表講演会にてB4の学生2名(大下君,堀江君)が発表します. 多クラス被度分類とセマンティックセグメンテーションによる藻場の推定,大下真之介,飯山将晃 校正パターンと深層学習モデルの2段階復元による水中画像復元,堀江源輝,飯山将晃

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