少数の正事例画像とVLMを用いた広報写真推薦

少数の正事例画像とVLMを用いた広報写真推薦
2026.09.04
自治体や地域団体が観光パンフレットやWebサイトに掲載する広報写真の選定は、担当者の経験や主観に依存しやすく、判断基準の共有や作業負担が課題となっている。また、画像美的評価(IAA)で美しいと判定される写真が、タイトルやロゴを重ねる表紙の背景として適しているとは限らない。本研究では、過去に採用された少数の広報写真を正事例として用い、人手による最終判断を支援する広報写真推薦手法を提案する。まず、CLIPベースのIAAモデルの中間特徴量を用いて正事例と美的傾向が近い候補写真を絞り込み、次に画像生成モデルで候補写真を表紙デザイン案に変換する。さらに、視覚言語モデル(VLM)であるQwen3-VLにより表紙案の用途適性を言語化・スコアリングし、少数正事例に基づくペアワイズ学習で各評価軸の重みを調整することで、担当者が比較・選定するための候補順位と評価メモを提示する。

研究成果

  • "少数の正事例画像とVLMを用いた広報写真推薦", 南 陸斗, 飯山 将晃, 第25回情報科学技術フォーラム(FIT2026), K-030, 2026-09
    • 飯山研究室の南さんとの共著です。